許認可の3つの基本要件
数多くある許認可手続きには、3つの共通した考え方があります。
それは、人的要件・物的要件・財産的要件の3つです。
人的要件とは、目的とする許認可取得に、設置が求められる
一定の責任者などの要件です。
この要件は特定の国家資格や学歴、職歴、実務経験にはじまり、
物事の判断能力はあるか、破産歴はないか、犯罪歴はないかなどです。
物的要件は、その営業などを行うために必要な設備等です。
営業所や事務所の基準、工場や倉庫の基準などが定められています。
また、同じ都道府県内でも、地域ごとに別の基準が定められていたり、
許可が下りない地域が設定されている場合もあります。
財産的要件は、営業するために求められる経済的基礎です。
自己資金が500万円以上ないと行うことができない事業や
営業保証金1,000万円を供託しなければいけない事業などがあります。
財産的要件は、財務諸表や預金残高証明などによって確認されたり、
確定申告書や納税証明書が提出書類になっている場合などがあります。
許認可が必要な場合は、まずはこれらの要件がクリアできるかが
大切なんです。
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