営業経験でわかった一番の営業法

ツナギスト 木下喜文

2017年03月22日 14:17

対面で相談を受ける。

わかりやすく言い換えると、「対面で営業」するってことですよね。








むかしむかし、資格予備校でカウンターセールスをしていた頃の話。



相談のため来校する人は、資格が取りたいな~と思って

予備校に足を運びます。

予備校側は、来校した人に入校してもらいたいな~と待ち構えます。



この資格を取りたいけど、私はここで勉強できるのか?合っているのか?

将来、役に立つ資格で私にふさわしい資格はどれ? 受講料は?

などなど、聞きたいことがたくさんあります。




当初、たぶん聞きたいであろう質問を勝手に想定して

パンフレットもガンガン使って「説明」をしてしまいました。

失敗です。 

折角来てくれた来校者はそのまま帰って、2度と来ませんでした。



「説明」は、販売のニオイがして、売りつけられるという警戒心が働きます。



これじゃあ、ダメだ。

で、どうしたかっていうと・・・




これだけを聞きます。

「何かわからないところはありますか?」


そして、それだけを「答える」。




「あと、何か聞きたいことは?」

これだけです。


パンフレットなんぞは使いもしない。手書きでメモ書きしながら話したりと




そうすると・・・・


来校した人のほぼ100%が入校しました。

もちろん、受講中も受験までのバックアップもしっかりしますよ。




つまり、


対面営業は、相手にはリラックスしてもらい、たくさんしゃべってもらうこと。

決して、こちらからは積極的に「説明」なんぞはしないこと。

そして、最も大切なポイントですが・・・

「この人」は信用できるか?信頼できそうか? です!





先生業を始める人は、あまり営業経験がないかもしれません。

逆にそれが良かったりしますが、

くれぐれも「説明」に夢中にならないように!

信頼できそうな空気を出してくださいね。




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