無担保無保証で利用できる資金調達の3つの常識
2017年02月09日

たとえば、これから飲食店を始めようとしたとき
「日本政策金融公庫なら簡単に資金を貸してくれる」とか
「政府系の金融期間があかんかっても、他に借りられるところは
あるだろう」
と、安易に考えている人がいます。
しかし、
現実はそんなに甘くありません!
確かに10年以上も前なら、日金(昔の国金)が借りやすいとか
自己資金がなくても融資が受けられたこともありました。
創業者向けの無担保無保証融資として
日本政策金融公庫には「新創業融資」という制度があります。
最大で・・・自己資金の9倍かつ3,000万円まで融資してもらえますが、
この制度は、自己資金が有る方が対象。
つまり、自己資金が全くない人や不十分な人は
融資が受けられません。
もう一つ、「制度融資」というものがあります。
これは、民間銀行からの貸出に信用保証協会という政府機関の
保証をつけた融資です。
こちらも、地域によって内容は変わりますが、
だいたい日本政策金融公庫に準じています。
では、他の手段は・・・ノンバンクの融資やファンドによる出資?
こちらも創業者向けの融資や飲食ではまずありえません。
そこで、厳しいようですが、飲食店の創業者が
無担保無保証で利用できる資金調達の3つの常識を押さえておきましょう。
1.創業融資には「新創業融資」と「制度融資」の2つがありますが、
借入額に見合った自己資金が必要
2.一箇所の金融機関からの融資額は1,000万~1,500万円が一般的
3.ファンドやノンバンクの利用はできない
つづく・・・・
Posted by ツナギスト 木下喜文 at 10:28│Comments(0)
│創業融資
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